iPod-4G-SSD化

2005年に購入したiPod 4G 第4世代(A1059)が壊れました。
起動すると「カツン カツン」といってsad iPodが表示され、写真のような画像も表示されてすぐに電源が切れてしまいます。1.jpg



ハードディスクが壊れたのでしょう。あまり使っていなかったとはいえ、もう7年前のものですから。
新しいiPod Classicを購入しようとApple storeを調べると、2万円で160GBのものがあるとは知りませんでした。
すでにmacのiTunesの音楽は、40Gでは収まらないですし、新しいのを購入すべきなのかなあ。
と思いましたが、渡米前に購入したものでもあり愛着がありますので、ハードディスクの交換に挑戦することにしました。
それで、交換方法をいろいろと調べると、このiPod 4GにはTOSHIBA MK4004GAHが搭載されているようです。コネクタが特殊なようです。1.8inchで44pinというのは初めて見ました。iPod 5GはZIFというコネクタのようですが、4Gは違うようです。
しかし、またハードディスクを搭載しても、これまで同様に手荒く扱っているとそのうち壊れるのではと思いました。
そこでいろいろとGoogle先生に聞いてみたところ、変換コネクタをかましてCFを利用する方法がありましたので、こちらを試すことにしました。




(1)交換バッテリーに付属した道具で開封
開封方法についていろいろサイトを調べると、「思いっきりケースに力をいれてずらし、その隙間に薄いカードを挿入して見事オープン」という記述を何カ所かで見かけました。
なんだ、カンタンそうじゃないか。
では、それを見習っておもいっきり隙間を作ろう、と挑戦するとまったくビクともせず。
隙間など1ミリもできず。
いったい隙間を作った人はどのような怪力の持ち主なのだろう。ほんとうかな。
ふーむ。
で、ついでにバッテリーも交換しようと思っていたので、Amazonでこの交換バッテリーを購入し、この道具であけることにしました。以前も同様の工具でiPod nano 1Gのバッテリーを交換したなあ、そう言えば。そのiPod nanoはリコールで新品と交換となりましたが。

さて、購入したのはこれです。
2-5.jpg
こんな説明書が付いていました。
英語です。が、サイトでiFixitで調べた方がわかりやすかったのでそちらを参考に開封しました。
2.jpg
こんなふうにして開けました。
3.jpg



怪力は不要でカンタンにあきます。キズもつきませんね。
しかし、これだけでは難しいために、やっぱり、いろいろなサイトで書いてある通りに薄いカードを利用して開けました。
6.jpg
さてさて、開いたのはいいのですが、一回あけただけで、オープナーがぼろぼろ。
こんなになりますかね。一回で使い捨てですね。
4.jpg5.jpg



(2)ハードディスクの交換
開けるとこんな感じです。
7.jpg
44pinのコネクタに変換するコネクタは、amazonで下記を購入しました。

CFはこれ。




上野毛はCFをセットする方向が決まっているので、間違ってセットすることはないので安心です。
上野毛にCFをセットし、それをiPodのコネクタに接続します。
9.jpg
そのままでも使えるのかもしれませんが、macのディスクユーティリティーでフォーマットしてセット。
それからiTunesに接続して、「復元」で工場出荷状態に変更です。
8.jpg
10.jpg
青いLEDが光るけど、カバーをつけますので・・・
しかし、どうもiTunesがiPodを認識しません。



Windowsユーザーの場合は、ここですべて作業終了、問題なく利用できているようですが、macの場合は未完です。
そこで、ためしにディスクユーティリティーでWindowsフォーマット(FAT32)でフォーマットして、つないだところ、
iTunesが認識しました。
ここでケーブルを外すと、スタンドアロンでも正常にiPodは利用できました。
快適快適。
これで完了かとおもいきや・・・
やはり、macの場合は一度「復元」をしないとだめなようで、再度「復元」。
でやっぱり認識されません。
スタンドアロンでは問題なく利用できるんですけどね。
いろいろと試行錯誤をすると、認識ができない状態でiPodをリセット(上ボタンと真ん中ボタンを同時にオス)すると、
iTunesには認識できないが、Finderには表示されるようになることが判明。
ディスクのmaster, slaveの認識がおかしい気がするので、master/slaveの切り替えができるコネクタを手配中です。

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